「埴輪&縄文土器の作品コンテスト」結果発表!【埴輪部門】
2020/10/01
土の工房の夏メニュー「太古の時代に思いを馳せて…埴輪or縄文土器を作ろう!」に合わせて開催された作品コンテスト、埴輪部門の結果を発表いたします!
*審査結果一覧はこちら
【埴輪部門】
◎審査員特別賞
ペンネーム:しのざき さきこさん
作者コメント:アフリカの力強い女性をイメージしました。
審査員長からのコメント:頭と手にお皿を持たせることで実用的でかわいい埴輪を実現した点が評価されました。胴体やお皿の模様もアクセントになっています。
◎ほろ酔いで賞
ペンネーム:まりなるさん
審査員長からのコメント:ほっぺの丸でほろ酔いを表現するなど、日常生活を最小限のモチーフで表した点を評価しました。
◎シンプルイズザベストで賞
ペンネーム:町田 元子さん
コメント:単純な目と口と鼻で豊かな表情を出すのが難しかったです!!
審査員長からのコメント:一見、ただのはにわなのですが、胴体に組みひもの飾りがあることで個性的な作品になっています。結縄(けつじょう)やロープなど、自然界の素材を道具に変えてきた人類の歴史を思わせます。
◎ユーモア賞
審査員長からのコメント:遊び心がある作品です。よく見ると鼻の穴が開いていたり、帽子の一部で土の色を変えていたり、芸の細かさが評価されました。
◎音楽家で賞
ペンネーム:りまさん
コメント:モーツァルトはにわ。
審査員長からのコメント:ヴァイオリンを持った音楽家の埴輪で豊かな表情と細かいカツラの造形から感じられる作者のこだわりが評価されました。
◎ユニーク賞
ペンネーム:みひろさん
コメント:タカスィーを作りました。
審査員長からのコメント:誰もがイメージする埴輪の姿からは大きく離れていないのですが、とてもユニークな作品と言えます。顔や腕の表現が力強く、一度見たら忘れられません。
【審査員著からの総評】
今回の埴輪&縄文土器コンテストでは、①丈夫さ、②繊細さ、③全体のバランス、④独創性、⑤埴輪or土器らしさ、の5点を考慮して審査しました。埴輪部門は素直に好きなものや身近な生活のひとこまを取り入れたオリジナリティあふれる作品が多く、審査が難しかったです。土器部門は、既存の土器の枠にとらわれず、実用を兼ねた作品が多く、その中でも土器の基本に忠実なものに審査員の評価が集まりました。賞を逃した方の中にもいくつも素晴らしい作品がありました。自分を表現し、それをみんなで見て楽しむことは古代から現代までずっと変わらない人間の文化です。コンテストに参加されたみなさんはそのことを大切に、ぜひこれからも様々な形で楽しんで自己表現していってください。 by 審査員長 一流太古評論家
すべての作品をご紹介できないのは残念です。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!参加賞として「埴輪メダル」をプレゼント!受賞者には他に工房体験無料券を差し上げます!